ーキネシオロジー(kinesiology)ー

キネシオロジー(kinesiology)とは、
ギリシャ語のキネシス(kinesis)= 運動・動きとロゴス(logos)= 学問、を合成した言葉です。
日本語では「人間行動学」や「人間運動学」など、様々な言葉に訳されています。

キネシオロジーには、世界で実に200以上もの種類があると言われています。

運動を扱うもの
感情を扱うもの
脳を扱うもの
動きを扱うものなど、

それぞれに特徴がありますが
すべてに共通していることは”筋肉”の反応をみる、ということです。

筋肉は、私たちの潜在意識(深層心理)の情報を伝えてくれるとても繊細なセンサーです。
筋肉の情報をよみとりながら、私たちを健康に導いていこうというのが、すべてのキネシオロジーに共通しているテーマです。

ー筋肉反射テストー

筋肉を通して潜在意識の情報を読み取る技術を、筋肉反射テストといいます。

ストレスを感じて、身体に力が入らない時には、筋力が弱っています。
健康で、活力あふれている時には、自然と姿勢が伸びて、元気に歩いたり動いたりできます。
この時、筋力は強くなっている状態です。

身体がだるく感じたり、しゃきっとしていたりするのも筋肉の強弱が関係しているのです。

この、筋肉・筋力の強弱の変化は、ほんの少し、嫌な事を思い浮かべたり
身体に合わない食品を手にしたりするときにも、起きています。

例えば、頭では食べたい!(顕在意識)と思っていても
身体は必要ない・控えた方がよい(潜在意識)と判断している食品があったとします。

すると、その食品を思い浮かべたり、手に取って”筋肉反射テスト”をしてみると
腕に力が入らずに、一定の位置にキープすることができなくなります。

筋肉が、潜在意識の声を、力が入らない(弱化する)という反応を通して
「今のあなたには、その食品は必要ないよ」と教えてくれているのです。

この筋肉の反応を使って、
心や身体にとって、何が必要か必要でないか、
その他にも様々なことを、筋肉を通して聴いてみることができます。